脱毛は、それこそ全世界で行われています。日本だけではありません。
それで欧米諸国などでは、日本とはまた別の方式で処理が行われている傾向があります。多くの日本人の方々は、シェーバーや剃刀などで処理を行っているでしょう。
しかし欧米諸国は、むしろワックスなどで処理を行っている方々が多いのです。最近では、日本にある薬店などでも脱毛ワックスが販売されるようになってきました。
ワックスでの処理のやり方
ワックスは、いわゆるシートと粘着性があるワックスの2つを使う事になるのです。それ以外にも、独自のヘラが付着している製品もあります。
そのヘラを用いて、まずはシートに対してワックスを塗り付けるのです。すると粘着テープやガムテープのような状態になります。
後はそれを肌に対して、直接付ける事になるのです。それで肌と90度の角度で、シートを引き剥がすようにします。
ですから少し毛抜きに似た一面がありますが、毛抜きのように肌に大きな負担が生じる事は少ないです。それよりは、ややマイルドな方式と言えるでしょう。
日焼けをしていても処理できるメリット
その方式には、多彩なメリットがあります。まず様々な肌に対して、処理を行えるメリットがあるのです。
そもそも人々の肌の状況は、それぞれ大きく異なります。中には、肌が日焼け状態になっている事もあるでしょう。
それで日焼け肌ですと、残念ながらクリニックやサロンなどでは、施術は少々難しくなる傾向があります。日焼けをしていると、色々とトラブルが生じる確率が高いからです。現にクリニックなどでは、日焼けをしている方々は全員断っている事もあります。
ところがワックスという方式の場合、たとえ日焼けをしていても関係ありません。単純に引き剥がす方式になりますから、たとえ肌が黒々とした状態でも、特に問題なく処理を行えるからです。病院などでは難しい肌に対しても処理を行える点は、ワックスのメリットと言えるでしょう。
効果が比較的長持ちするメリット
またワックスには、効果の持続性に関するメリットがあるのです。
そもそも剃刀などで処理を行った時には、直ちに生えてくる傾向があります。処理を行った翌日には、新しい体毛が直ちに顔を出してくるケースも珍しくありません。何回も処理を行う必要がありますから、それだけ多くの手間を要する訳です。毎日のように剃刀で処理をするのは、確かに非常に大変でしょう。
ところがワックスの場合は、剃刀よりは効果が長持ちする傾向があります。個人差もありますが、少なくとも数日ほどは長持ちするのです。
何回も自己処理を行ってしまえば、肌に対するダメージも大きくなるでしょう。その負担を減らす事ができる点は、ワックス脱毛のメリットと言えます。
マイペースに好きな時間帯で処理できる
それと自己処理でのワックスには、時間の自由度に関するメリットがあるのです。
そもそもクリニックなどで施術を受ける場合、病院の都合に合わせる必要があります。たいていの病院は、朝から夕方までの営業時間になっているのです。しかし夕方に脱毛を行いたいとは思っても、仕事の都合で難しい事はあるでしょう。夕方は会社で作業を行っていますから、なかなか難しい傾向があります。
ところが自己処理の場合は、もちろんそういった要素に気を使う必要がありません。あくまでも自宅でマイペースで処理を行う事ができますから、特に問題は無いのです。ですから余り時間帯を気にせずに、処理を行いたいと思う方々にとっては、やはりワックスによる脱毛はおすすめと言えるでしょう。
大きな痛みが伴うデメリット
ただしワックスによる脱毛は、慣れていない時にはちょっと負担が大きいと感じる場合があります。
そもそもワックスでは、当然体毛を引き剥がす事になるのです。剃刀とは全くやり方が違いますから、人によっては大きな痛みを感じてしまう事があります。
ちなみに中には、ガムテープなどで体毛を引き剥がす事を試みている方々も見られます。一度でもそれを体験すると分かりますが、それなりに痛みがあるのです。
痛みの大きさで、閉口してしまっている方々もたまに見られます。ですから、ある意味それはワックス脱毛のデメリットとは言えるでしょう。
ワックス専門のサロンを利用する手段も
ところで数ある脱毛サロンの中には、やや特殊な方式を採用している場合があります。ワックス脱毛で、処理を行ってくれるお店も中には存在するのです。
そういうお店の場合は、とにかくワックスに関する知識は非常に豊富です。自分で処理を行うのと比べれば、安全度は高めになる傾向があります。
またワックスで処理を行ってくれるお店によっては、アドバイスをしてくれる事もあるのです。状況に応じて、お店に相談をする事も可能なのです。ですから最初の内は、ワックス脱毛を行ってくれるエステに行ってみるのも一法です。
このようにデメリットもありますが、やはりワックス脱毛はメリットも大きいです。剃刀と比べても肌に対する負担も小さい傾向がありますし、一度試してみるのも一法でしょう。
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