ムダ毛を簡単に自分で処理する、自宅で脱毛

脱毛を行うとなると、大きく分ければ2つ手段があります。自分で処理を行うという自己処理と、サロンなどでの施術があるのです。
それで前者の自己処理にも色々な手段はありますが、それぞれ特徴も異なります。基本的には、肌に対する負担が少ない方法が推奨されるでしょう。

剃刀を用いる脱毛の特徴

例えば剃刀という手段は、よく行われています。男性の方々は、日々それで処理を行っているケースも多いです。
確かにそれは、とてもリーズナブルな手段ではあります。他の方法と比べても、トータルコストは安くおさまる事は間違いありません。
ところが剃刀には、残念ながらリスクもあります。やはり肌に対する負担は、それなりに軽視できないものがあるのです。
剃刀には、明らかに鋭い刃が付いています。それが肌に負担を与えてしまう事も多々ありますから、余りおすすめできない方法と言えるでしょう。
ただし、剃刀は他の方法と併用する分には問題ありません。サロンや家庭用マシンなど色々と手段はあるのですが、どうしても除毛しきれない箇所も出てくる訳です。そういった細かい部分を処理する分には問題ありませんが、やはり剃刀だけで脱毛を行うのは避ける方が良いでしょう。

毛抜きというやり方のデメリット

その他にも方法はあります。毛抜きで処理をしている方々も、たまに見られるのです。いわゆる引っこ抜きです。
しかしその自己処理の方法も、やはり避けた方が良いでしょう。毛抜きの一番の問題点は、毛穴が開いてしまう事です。毛根周辺の部分が無防備になってしまいますから、そこから細菌類が侵入してしまう可能性があります。現にそれで、肌トラブルが生じているケースも多々あるのです。

線香による脱毛とそのデメリット

他にもやや特殊な方法があって、線香で体毛を焼き切るという手段もあります。江戸時代から遊郭でお勤めの方々が行っているやり方で、意外と歴史が古いのです。いまでもそのやり方で、脱毛を行っている方々がたまに見られます。
ですが線香による脱毛は、もちろんリスクがあります。少なくとも線香の先端部分は、温度は非常に高くなっているでしょう。それで肌に対して致命的な火傷が生じてしまう可能性もありますから、リスクはかなり大きい方法と言えます。よほど慎重に行わないと、火傷をしてしまう可能性がありますから、線香もおすすめはできません。

ワックスを使った手段のメリット

その他の自己処理の方法としては、大きく分ければ2種類あります。ワックスを使って処理を行う方法か、機械を用いての脱毛です。
まず前者のワックスですが、欧米諸国の方々などは、それで処理を行っている事が多いです。古代ギリシャの時代から、それが行われているとも言われています。
ワックスのメリットは、効果が比較的長く続く点です。剃刀で処理を行った時は、翌日には直ちにむだ毛が生えてしまう事も多くあります。それだけに、手間が少々大きいデメリットがあるのです。
ですがワックスで処理を行った時は、しばらくの間は生えてこなくなります。個人差はありますが、数日ほどは体毛が生えてこなくなるので、剃刀よりは肌に対する負担は小さくなるでしょう。特にデリケートゾーンとの相性はとても良いと言われています。
しかしワックスにもデメリットはあって、慣れていない内は痛みを伴う傾向があるのです。それも、やや大きな痛みです。あまり慣れていない時は、やや大変な一面があります。

シェーバーによる脱毛のメリット

それで機械を用いる脱毛となると、シェーバーと家庭用マシンという2つの手段があります。シェーバーも家庭用機器と分類分けされる事もありますが、後者の家庭用機器というのは、主にレーザーの光やフラッシュが放出されるタイプを指します。
それで前者のシェーバーは、意外とメリットが大きいのです。現に脱毛サロンの方々を、自己処理を行う方法としては、シェーバーをおすすめしています。
というのもシェーバーは、肌に対して大きなダメージが生じる事も少ないからです。剃刀と違って鋭い刃が付いている訳でもありませんし、安全度は比較的高めと言えます。
ただ、それでも脱毛の回数は多くなりがちです。剃刀と同じく、翌日にはまた体毛が生えてくるからです。またシェーバーは、音もやや大きめです。

家庭用マシンのメリットとデメリット

それで家庭用マシンの場合、デメリットは確かにあるのです。マシンをよく選ばないと、肌トラブルが生じるケースもたまにあるからです。現にレーザーの光によっては、肌に対して多少ダメージを引き起こしてしまう事はあります。
逆にマシンをよく選んでいれば、大きな問題は発生しづらい傾向があります。マシンもそれぞれ特長は異なるのですが、中には肌に対してあまり大きな負担が発生しないタイプもあります。温熱方式を採用しているマシンなどは、肌に対する負担は比較的小さいでしょう。

このように自己処理の方法と言っても、実に様々な種類があります。結局は機械を用いる方式が一番無難とも言えるでしょう。