ムダ毛が薄い男性の特徴6選

1　髪の毛がふさふさしている
2　身体が細い
3　ストレスがすくない
4　痩せている
5　北国出身
6　規則正しい生活を送っている

1　髪の毛がふさふさしている

男性の場合、ヒゲ、胸毛、腋毛などが生えるのは男性ホルモンの影響を受けています。男性ホルモンが多い人は、ムダ毛が生えやすい傾向にあります。反対に女性ホルモンが多く、男性ホルモンが少ないとムダ毛が少なくなります。見分ける最大のポイントは髪の毛です。
髪の毛が多いとムダ毛が多いんじゃないの？そう考えるかもしれませんが、髪の毛の量を決めているのは女性ホルモン。女性でも年を取っていくと薄毛になっている人を見かけますが、あれは年を取って女性ホルモンが減退していくことが原因。女性ホルモンが多いと、髪の毛もふさふさと生えてきます。

それは男性の場合でも同じこと。髪の毛の量が多い、ふさふさしているという人は女性ホルモンが多いということになり、そのために身体に生える体毛の量は少なくなるのです。

2　身体が細い

身体が細い人はムダ毛が少ないということが言えます。すでに説明したように、男性の体毛には男性ホルモンが深く関係しているのですが、男性ホルモンが分泌されるきっかけとなるのが筋肉。
筋肉が多い人は男性ホルモンが活発になり、体毛が増える場合があります。
というのも、身体の中にあるたんぱく質を筋肉に変えるためには、男性ホルモンが必要なのです。

そのため、筋肉でむきむきになっているという男性は、男性ホルモンが活発に分泌されて、その結果ムダ毛が生えやすくなります。また、筋肉トレーニングを行っているときにも男性ホルモンは活発に分泌されるため、身体を鍛えている男性はムダ毛が多いという場合が少なくありません。

3　ストレスがすくない

ストレスが多い人の中には、ムダ毛が多くなってしまう人もいます。これも男性ホルモンが原因です。ストレスを感じると、人間の体は防御しようという働きが強くなります。身体を緊張させて、筋肉に出来るだけたくさんの栄養や酸素、血液を送ろうとすると同時に、アドレナリンも活発に分泌されます。それらが働くきっかけとなるのが男性ホルモン。そのため、ストレスを多く抱えている人は男性ホルモンの分泌が盛んになり、結果としてムダ毛が増えてしまいます。

また、男性ホルモンが増えるタイプの人以外にも、ストレスによってホルモンバランスが崩れてしまうことも考えられます。人間の体は男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが通常では上手く保たれていますが、ストレスなどによってバランスが崩れてしまうことがあります。一時的に女性ホルモンが減少すると、それが原因になってムダ毛が増えてしまうこともあります。

4　痩せている

男性ホルモンは筋肉に影響を受けますが、女性ホルモンが影響を受けるのは脂肪です。脂肪が多い人は身体が丸くて柔らかい印象を受けますが、それは体型のせいだけでなく、身体の中に多く脂肪を溜めていることが女性ホルモンの分泌を促しているからです。もしダイエットに挑戦して短期間に脂肪の量を減らそうとすると、それまで分泌していた女性ホルモンが急に減少、代わりに男性ホルモンの量が増加してしまいます。それがムダ毛が増える原因となることもあります。

しかし痩せている人はもともとダイエットの必要がありません。そのため、男性ホルモンや女性ホルモンのバランスを崩すことが少なく、ムダ毛も少ないという場合が多くなります。

5　北国出身

身体の毛の量は、毛穴の穴と質によって変わってきます。毛穴の量が多く、太い人は太いムダ毛が生えてきます。これは体質によるものですが、出身地も関係しています。というのも、北国では太陽の光の量は少なく、曇りの日も多いため、身体は出来るだけムダな毛を減らして太陽の光を浴びようとします。太陽の光を浴びると身体が温まるというだけではなく、太陽の光は体内で作ったり、食べ物からは摂取できないビタミンＤの生成に欠かせないからです。

しかし、常に太陽の光が強い南国の場合には、身体が熱くなりすぎるのを防がなければなりません。そこで登場するのが身体の毛です。毛が黒い色をしているのは、光を吸収しやすくすることで、皮膚に届く太陽の光の量を減らして、肌をダメージから守るためです。そのため、南国生まれの人はしっかりとした体毛を持っていることが多くなります。

また、本人が南国生まれでなかったとしても、両親や先祖から受け継がれたＤＮＡの中に、しっかりした体毛で皮膚を保護するという遺伝子が含まれている場合もあります。